手軽で便利をあきらめない、添加物とのつきあい方

ごはんの話

子どものアレルギーで完全除去食を迫られた体験

わたしは、下の子が生まれた時から

わりと激しい乳と卵のアレルギーでした。

気がついたのは生後3週間くらいで、

湿疹が出て、夜にそれを掻くので

顔の皮がべろりと剥ける。

という状態でした。

夜中にボリボリボリ・・・・って

子どもが顔を掻く音がきこえると

耳をふさぎたくなったし、

買い物に行って商店街のおばちゃん達から、

顔が・・・って言われるのにも

本当に悩みました。

家族から見るとだいぶ治った肌も、

よその人には「あら、お顔が・・」

って言われる。それにもへこみました。

でも、

気づいたときにはとき既に遅し。

完全母乳で育てていたこともあり

娘は粉ミルクをまったく飲まなかったのです。

やむなく、自分の食事を徹底的に変え

卵と乳が含まれるものは、一切摂らない。

という時期を過ごしたことがあります。

摂らないことの最難関は添加物

元々、乳製品も卵も嗜好品

=それほど摂らなかったので

食べないのは苦痛ではなかったけれど

ええ〜〜そこも。って思ったのは

添加物。

娘さんのアレルギーは

乳製品→乳化剤

卵→卵殻タンパクといった

添加物としてちょっと入っているものも

ダメだったのです。

食品ラベルを見て、

添加物をチェックして購入していたら

最終的に、本当にナチュラルにつくられました。

という食べ物になっていきました。

食べてO Kな製品が見つかれば

あとはそれを買うだけなので、簡単ですが

見つかるまでは、なんとなく窮屈な思いもしたのを覚えています。

家族の体調は絶好調になっていくリアルさも

で。

面白かったのは、

カリカリベーコンは、昔ながらの

添加物入ってないベーコンだとカリカリになる。

ということを知る。とか

(焦げじゃなくて、カリカリになるんです)

家族全員、肌も髪も

ツヤツヤになっていった。

というおまけがついてきました。

ちょっとした添加物が

地味に体に影響するんだ。ということを

リアルに感じた経験でした。

今は、もうアレルギーも落ち着いたので

なんでも食べられるし

そこまでこだわって選んでもいません。

それでも、添加物との付き合い方は

あるなー。というのは思っています。

便利さをそのままに、体にいい添加物の減らし方

モンテッソーリ米粉クラブの

ゆうか先生が面白いのは

その添加物を、悪者扱いして必死に避けたり

無理にナチュラルにしようとしなくても

いいところ。

添加物=ダメとなると、

代替品を必死に探したり

手軽で便利なことをあきらめたりが出てきます。

それは生活をどこか窮屈にするものです。

そういうのではなくて、

これをこれに変えると、

手軽さはそのままに、添加物を減らすこともできるよ

とか

とってしまったとしても

出せる体を作れるよ。ということを

教えてくれるところ。

がんばらないのに、おいしい。

おいしくて体にやさしい。

をちょっとずつ

暮らしに入れていくことができます。

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